未完の自覚
受験の頃、亀井勝一郎が出ると予測した予備校の先生がいて、
勉強大変と感じていたグランマは、ヤマ当てを期待して
亀井勝一郎で受験の点数上げられればと
浅はかに本を読んだ記憶があります。
心に残っているのは、
「未完成の自覚を持って、絶えず努力してゆくところに青春がある」
人はどこかで生きて来た年月を重ねて完を結びつける癖のようなもの持つこと多いです。
死ぬまで未完の自覚を持ち続けること、完を意識したらだめ。
と肝に銘じて今まで来ました。
最近は電車の中で
坂本龍馬の手紙集宮地佐一郎「竜馬の手紙」を読んでいますが、
宮地先生のあとがきに亀井勝一郎のことば、
「人生 邂逅し 開眼し 瞑目す」
出ていました。
本との出会い、人との出会い、もちろん書き始めた自分のことばとの出会い、
全てが、
人生 邂逅し 開眼し 瞑目す
こうなる人生歩みたいです。
まだまだ浅いグランマですから。
簡単なようで難しい。