不動産屋を始めたグランマの絵のない絵本創作 

挿絵を書いてください。一緒に絵本を創りませんか。連絡を下さい。

妻入院で、介護する夫ではなく、息子に聞く医師?

89歳のお客様がいらっしゃいます。

昔は企業の中でトップ迄上り詰め働いた方です。

今も頭脳明晰。

グランマへの質問は的を得て、しかも鋭い。

話しは常に結論から言い、必要とあれば何故そうなったのか、

何故そう考えたのかお話しくださいます。

グランマも90才になっても

そうでありたいと、願っています。

その方はボケなんて少しも纏っていませんよ。

 

そのお客様の奥様が骨折しました。

二人だけの生活なので、

介護は彼がしていましたが

奥様が先日、入院されました。

その日の夜に緊急手術。

お子様とお客様が呼ばれて、

医師から病状や手術の事等聞かされました。

インフォームドコンセプトですね。

 

ところが、

医師は病状や治療についてはまだしも、

日常の介護についてや、こまごましたことまで、

共に生活していないお子様に聞いたのだそうです。

視線は常に彼をスルーして、お子様に向いていたとのこと。

「僕に聞かないんだ」

と、笑いながら話すお客様でしたが、

「90歳近くなったら社会の対応はこうなるのか」

と新鮮に感じたようでした。

 

今や人生100年時代。

〇娘家族と離れ、公団を借りて一人で生活を始める93才。

〇100歳のの内田棟さんは今も現役プロゴルファー。

〇90歳のプロゲーマー。

〇後藤はつのさんは73歳から画家としてデビュー。

100歳超えてNYへ行き、113歳超えて亡くなられました。

年取ってなお健在の方はたくさんいられます。

時代は常に進化。

人間も常に進歩。

 

高齢者は自分や相手を認識するのは難しい類いであると

ひとくくりする時代は過ぎ去っていると思うのです。

老人の体・精神力・知能はどんどん若返っていると思います。

それなのに、世間は老人を老人として一括り、的確な答えを期待しない。

世の中の見方は変化を認識する迄時間がかかる?

と、グランマは思いました。