「空海の思想について」梅原猛氏の古本を買いました。
すごい薄いのです。文庫本です。講談社。
読みやすいです。
その裏表紙に、
筆者は
密教哲学とは
「世界肯定の思想」
にあると書いてあります。
『世界というものは素晴らしい。
それは無限の宝を宿している。
人はまだこの無限の光を見つけることが出来ない。
無限の宝というものは、何よりも、お前自身の中にある。
汝自身の中にある。
世界の無限の宝を開拓せよ』
筆者が真言密教に強く惹かれているのはそういう思想だからと。
活字を辿っただけですが、
ロマンだと思いました。
世界の無限の宝・・・
難しい表現と思いませんか?
思想の宝を求めて私は私の中を彷徨う。
難しい!
とっても難しい。