不動産屋を始めたグランマの絵のない絵本創作 

挿絵を書いてください。一緒に絵本を創りませんか。連絡を下さい。

「哲学が魚に」仮題 最終回です

 電柱の灯りは、満月のように船着き場を照らしていました。

おばさんたちは待機していて船長の車を迎えてくれました。

寄せる波と返す波の音だけが響いていますが、

鎮と静まった感がありました。

辻さんは

暗闇に青く輝く宇宙の中で、

星と波音とイワシと私たちが一つの点となって、

命を灯す光となり此処にいる、

と感じました。

船は岸からイワシとめぐり合った海の真ん中まで航跡波を繋げて走りました。

 

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