不動産屋を始めたグランマの絵のない絵本創作 

挿絵を書いてください。一緒に絵本を創りませんか。連絡を下さい。

空に続く坂 ④

「今日、も、元気だね」

坂の途中にあるだんごやのおばさんが声をかけてくれました。

「おはようございます。今日も繁盛間違いなし」

ありんこが言うと、

「おいらがあいさつする前になんで博士がいうさ」

ごろつきにゃんが怒って、ふ~ちゃんの頭めがけてジャンプしようとしたとき、

「ほら、おだんごだよ」

おばさんは作りたてだんごをみんなに一本づつくれました。

すると、

みんな笑顔で仲よく、

「ありがとう、おばさん」

すわって団子を食べました。

泣き声が聞こえます。

ふうちゃんは目を凝らして

木の枝のほうを見ると、

あおだいしょうの白へびヘテロ🐍がいました。

「どうしたの?」

「とても悲しくて泣いているのです」

「なんで?」

「一緒に歩きたいのに、私には足がない」

「それがかなしいの?」

「その上、いつもこわがられて。

私はみんなとなかよくなりたい」

「私は転がるのが大好き。

足がないのもいいね。

ヘテロの目は優しいし大好きだよ」 

ヘテロにいいました。

ふ~ちゃんのうしろに隠れてた、

ごろつきにゃんがふるえて

「一緒におだんご食べよう。」

と声をかけると、

白へびヘテロはするすると道へ降りて来て🍡を食べました。