不動産屋を始めたグランマの絵のない絵本創作 

挿絵を書いてください。一緒に絵本を創りませんか。連絡を下さい。

こぼれる笑顔 お元気ですか

ご無沙汰しました。

働くことがこんなに大変で、面白く、時間があっという間に過ぎています。

というよりこれはブログ更新できていない言い訳ですね。

昨日あった会合で、

ブログ毎日更新している方がいらっしゃって、すごいなと。

 

一昨日家の片付けをしました。

一枚の通信簿が出て来て、下記は彼女に宛てた手紙です。

 

1967年だったか、朝日新聞に小さな広告

「ベビーシッターします。専攻福祉学科学生」を出しました。

それが縁で、大井町線の緑が丘に住み、

九品仏駅にある世田谷児童学園に通うMKちゃんの両親と会い、

彼女と仲良く遊んだり、学園のお迎えをすることが決まりました。

彼女に初めて会った時、

表情がない子だなと思ったのですが、

だんだん慣れてくると、こぼれるような笑顔でちらっと私を見ます。

その笑顔、私を受け入れてくれている。

その笑顔、可愛くて、可愛くて、可愛かった。

学園に迎えに行くと、

彼女は自動車が怖いものと知らず、

歩道やガードレールがない道で何回も轢かれそうになったので、

まず、車が来たら、歩いている側の家の塀にピタッと張り付くことをしました。

「くるま、ぴたっ」「くるま、ぴたっ」と

今でいうスパイダーマンのように私がすると、

MKちゃんも笑顔満載で塀にぴたっと体をくっつけました。

また、お金の計算は無理なのですが、

人と接する、

お金を持って店員さんに渡す、

品物をもらう、

を覚えるためにお店を渡り歩きました。

店で買い物するとはじけるような笑顔をみんなに振りまきました。

今日家の片付けをしたら、

Mkちゃんの児童学園通信簿が出てきました。

 

Mkちゃん、お元気ですか?通信簿いりますか?